目の病気について

2017.06.22

霰粒腫

まぶたに脂肪のようなものがたまって腺腫となったものです。しこりができるため、ゴロゴロしたり、痛みや赤み、充血、腫れなどの症状が起こります。しこりが角膜などに悪影響を与える場合には、切除も検討します。細菌感染を起こしやすいので、治療では抗菌薬や抗炎症薬の点眼を行います。感染していない場合には、痛みはほとんどありません。細菌感染を起こした場合には、急性霰粒腫と呼ばれます。急性霰粒腫では、抗菌の点眼薬や軟膏を使用し、抗生物質や抗炎症を内服する場合もあります。

2017.06.22

弱視

弱視とは、なんらかの原因で視力の発達が遅れて、眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても満足な視力が得られないことです。主に、屈折異常や斜視などで視力の発達が遅れることで起こります。子どもの弱視に関しては、特に早期の受診が必要です。見るという機能は学習によって成長していきます。網膜にピントの合った像を見ることで視力が発達するので、弱視の場合、幼い頃に眼鏡で矯正しないと視力の発達が遅れてしまいます。視力が最も発達する時期を逃してしまうと、治療効果がほとんど上がらなくなってしまい、将来、運転免許などがとれなくなってしまう可能性もあります。テレビや絵本をとても近い距離で見ているなどに気付いたら、早めに眼科を受診しましょう。

2017.06.22

眼瞼炎

眼瞼炎はまぶたに起こる炎症です。炎症の起こった場所により、まぶた皮膚の眼瞼皮膚炎、まつげの根本周辺の眼瞼縁炎、目尻の眼角眼瞼炎に分けられています。原因は、ウイルスや細菌、そしてかぶれやアレルギーがあります。症状は、赤みや腫れ、目やにがあり、腫れがしこりになる場合もあります。ウイルスや細菌の感染によるものの場合には痛みが起こり、かぶれやアレルギーによるものの場合はかゆみを伴います。炎症がひどくなると膿腫ができたり、まつげの脱毛が起こることもあります。原因によって、治療方法が全く違いますので、眼科専門医で検査を受け、しっかり治療を受けることが重要です。

2017.06.22

急性緑内障発作

急性緑内障発作は、眼圧が急激に上昇して起こるもので、目の充血、痛み、頭痛、吐き気といった強い症状が現れることが特徴です。発作が起きてから時間が経つと、それに比例して視力や視野が失われていくため、すみやかに眼圧を避ける必要があります。治療が遅れると失明の可能性もあります。緑内障は、網膜に映った画像の情報を脳に起こる視神経に異常が起こる病気です。視神経がダメージを受けると、脳に情報を正確に伝えることができなくなってしまいます。外傷や他の目の疾患によって起こることもあります。症状のうち、頭痛や吐き気が特に強い場合、内科などを受診される場合もあると思いますが、その際は眼圧の検査を必ず受けてください。

2017.06.22

結膜下出血

結膜は白目とまぶたの裏側を覆っている粘膜で、ここには毛細血管がびっしり走っています。その血管が破れて出血が起こるのが結膜下出血です。目がゴロゴロする感じはあっても痛みなどの症状はありません。原因には、くしゃみや咳、鼻を強くかむ、過飲酒、月経、水中眼鏡などによる圧迫などがあります。白目部分が真っ赤になるため、かなり驚かれる方が多いのですが、眼球内に血液が入ることはなく、自然に吸収され、視力低下も起こさないのでほとんどの場合は心配ありません。ただし、ケガによるものや、痛みやかゆみなどの症状を伴う場合、そして頻繁に繰り返すなどがあったら、すみやかな治療が必要です。

2017.06.22

角膜の障害(角膜潰瘍・角膜びらん・角膜炎)

角膜は黒目の部分をおおっていて、外界に接しているためトラブルが起こりやすい部分です。角膜の病気には角膜潰瘍、角膜びらん、角膜炎などがあります。角膜のこういった病気は、ウイルスや細菌感染、ドライアイによる乾燥、コンタクトレンズの適切ではない使用、ケガなどによって起こります。治療が遅れて角膜混濁を起こすと、病気自体は治っても角膜移植が必要になることもあるため、早期の受診が重要です。目の痛みや充血、目やに、ゴロゴロする、以前より光をまぶしく感じるなどの症状が現れたら、早めに眼科を受診してください。

2017.06.22

結膜炎

結膜炎は、ウイルス、細菌、アレルギー、乾燥などが原因で起こり、目のかゆみ、痛み、充血、目やになどの症状が現れる結膜の炎症です。このうち、ウイルス性結膜炎は一般的に「はやり目」と呼ばれているもので、感染力が強いため二次感染にも注意が必要です。

アレルギー性結膜炎は、花粉やハウスダストのほか、コンタクトレンズの汚れによって起こることもあります。また、アトピー性角結膜炎は、炎症が角膜に及ぶ場合があり、白内障、緑内障、網膜剥離を併発して深刻な視力低下を招く可能性があります。乾性角結膜炎はドライアイによるもので、結膜だけでなく、角膜にもダメージを与えます。抗生剤やステロイドの点眼、抗アレルギー剤、人工涙液やヒアルロン酸の点眼治療などから、症状にあったものを使って治療します。

2017.06.22

屈折異常(近視・遠視・乱視)

屈折異常光は水晶体という目の中のレンズによって屈折し網膜の上にピントを合わせます。見ているものがはっきり見えるのは、網膜上に光の焦点が合っているということです。この屈折がうまく働かない状態は屈折異常と呼ばれ、近視、遠視、乱視に分けられます。近視は、網膜より手前にピントが合っており、遠視は逆に網膜より奥にピントが合っています。近視と遠視は、どちらもぼやけて見えます。乱視は焦点が1点に結ばれず、見ているものが何重にもだぶって見える状態です。屈折異常は、視力検査を基本に、角膜や水晶体の屈折力や眼科弛緩の有無を確認した上で、度数をしっかり合わせた眼鏡やコンタクトレンズの装用で矯正します。

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