2017.06.22
網膜剥離
網膜は像の形、色、光といった情報を受け取る部分です。網膜剥離は、その名の通り網膜がはがれてしまった状態で、網膜裂孔という網膜に穴が開いた状態からはじまることが多くなっています。網膜がはがれた部分には像が映らなくなるため、その部分の視野が欠けてしまいます。範囲が広がると大きく視野を欠損し、急激な視力低下が起こりますし、失明に至る可能性もあります。そのため、初期に発見して治療を受けることがとても重要な病気です。初期症状では、見えにくさ、目のかすみのほか、小さなゴミのようなものが浮いているように見える飛蚊症や、目を閉じた際に端の方で光が走るように感じる光視症などがあります。